2026年8月も終わりに近づき、恒例となっている次期iPhoneのうわさが活発になってきた。2026年も9月に発表されると予想されるが、例年とは少し事情が異なるようだ。海外の報道やアナリストの予測を総合すると、「iPhone 18」シリーズは秋と来春の2回に分けて登場する可能性が指摘されている。
この記事では、2026年8月時点で出ているiPhone 18シリーズのうわさについて、ラインアップや発表・発売の時期、スペックなどをまとめた。
秋にPro、春に無印 2回に分かれるという見方
ラインアップとして有力視されているのは、2026年9月に「iPhone 18 Pro」「iPhone 18 Pro Max」、折りたたみモデルの「iPhone Ultra」が発表され、無印の「iPhone 18」と廉価版の「iPhone 18e」、そして第2世代の「iPhone Air」が2027年春にずれ込むという見方だ。ただし、春のラインアップ構成については、Airを含めるかどうかで海外メディアの間でも意見が分かれている。
これまでiPhoneは、秋のイベントで4機種前後まとめて発表されるのが通例だった。ただ、「iPhone 16e」や「iPhone 17e」はそれぞれ「iPhone 16」と「iPhone 17」が発売された翌春に発表されていたことを考えると、フラッグシップモデルを秋、普及・廉価モデルを春に発売する方針をより明確にした動きともいえる。
発表は9月9日か 過去のパターンからの推測
次期「iPhone 18」シリーズの発表イベントについては、米国現地時間の9月9日(水)に開催されるという予想が有力のようだ。
Appleは米国のレイバーデー(労働者の日)の翌週の火曜日に発表イベントを開催することが多く、直近5年では2021年、2023年、2025年が火曜だった。ただし2022年は水曜、2024年は月曜と、例外もある。
2026年のレイバーデーは9月7日で、同じ曜日の並びだったのは2015年だった。この年、Appleは「iPhone 6s」を9月9日(水)に発表している。ここから、2026年も9月9日(水)に発表される可能性が高いと、MacRumorsは予想している。同記事によると、この場合の予約開始は9月12日(土)、発売は9月18日(金)というシナリオが考えられるという。
通常、予約開始は金曜日だが、2015年に限っては9月12日(土)となっていた。この年は9月11日が金曜日で、Appleが9月11日を避けた結果ではないかとの見方があるが、公式に理由は説明されていない。
対抗するシナリオとして、発表が9月15日(火)にずれ込み、予約開始が9月18日(金)、発売が9月25日(金)になるという見方も挙げられている。
直近のiPhoneの発表日、予約開始、発売日をまとめると下記の通りになる。日付は全て日本時間です。
価格は上がる可能性が高い
価格については、すでに動きがあった。
Appleは2026年7月17日、日本国内のiPhone価格を最大で11%引き上げている。主な変更は以下の通りです(いずれも税込み、256GBモデル)。
- iPhone 17 Pro Max:19万4800円 → 21万4800円(10%増)
- iPhone 17 Pro:17万9800円 → 19万4800円(8%増)
- iPhone Air:15万9800円 → 17万7800円(11%増)
- iPhone 17:12万9800円 → 14万2800円(10%増)
- iPhone 17e:9万9800円 → 10万7800円(8%増)
- iPhone 16(128GB):11万4800円 → 12万4800円(9%増)
Appleは理由を説明していないが、同じ改定は米国では行われていないため、円安によるものとみられている。また、6月にもMacBookやiPadなどの値上げを世界的に実施していた。
その上で、iPhone 18 Pro/Pro Maxはさらに値上げされるとの見方が複数のアナリストから出ている。理由に挙げられているのは、TSMCの2nmプロセス採用によるチップ原価の上昇と、AIデータセンター向け需要によるメモリ・ストレージ価格の高騰です。
この値上げ幅については、GF証券のアナリストJeff Pu氏によると、iPhone 18 ProとPro Maxの価格は250〜300ドル高くなる可能性があるとXに投稿している。米国で250〜300ドル上がるなら、国内価格も相応に上がることになりそうだ。
iPhone 18 Proの主な変更点 外観とディスプレイ
ディスプレイサイズは6.3型と6.9型で、iPhone 17 Proから据え置きとされている。全体のデザインも、3眼カメラを収めた背面の「プラトー」を含め、大きくは変わらない見込みです。
形状としては大きく変わらないと予想されている中、見た目の変化として挙がっているのが、ダイナミックアイランド(Dynamic Island)の縮小です。リーカーのIce Universeは2026年1月、ダイナミックアイランドの幅が現在の約20.7mmから約13.5mmへ、おおよそ35%狭くなると主張しました。
一時は「インカメラが画面左上のパンチホールに移り、ピル型の切り欠きはなくなる」との報道もありましたが、現在は縮小されるという見方が有力です。
ディスプレイには「LTPO+」と呼ばれる新しい技術が採用され、バッテリー持ちの改善につながるとされている。背面のCeramic Shield部分については、現在の2トーン構成をやめ、つや消し感のある一体的な外観になるとのうわさです。
カラーはダークチェリー、ライトブルー、ブラック(一部ではダークグレーとも)、シルバーの4色になるとみられ、現在のコズミックオレンジとディープブルーは終了する見込みとのことです。
プロセッサと通信機能
プロセッサは、A20 Proチップが搭載されると予想されています。TSMCの第1世代2nmプロセスを採用するとされ、3nmのA19 Proから性能と電力効率の両面で世代なりの改善が見込まれます。
通信面では、Apple自社製モデムの第3世代となる「C2」を搭載するともみられています。C1(iPhone 16e)、C1X(iPhone Air)に続くものです。このC2により、Wi-Fiやモバイル回線が通じない場所でも、衛星経由で5G接続ができるようになるといううわさも出ています。
カメラとその他
メインの4800万画素Fusionカメラが可変絞りに対応するといううわさがあります。レンズを通る光の量を制御でき、被写界深度のコントロール幅が広がります。ただし、スマートフォンのイメージセンサーはサイズの制約が大きく、実際にどの程度の効果が出るのかは不明です。
メインカメラには可変絞りが搭載されるといううわさも。
その他、iPhone 18 Pro Maxについては、バッテリー容量がiPhone 17 Pro Max比で約10%増える一方、ボディーは厚みが増すとの情報が出ています。



