『ソイレント・グリーン』『クルージング』『バッドランズ』『殺しの分け前/ポイント・ブランク』『砂丘』の5作品が、日本国内上映権終了間際であることが明らかになり、東京・目黒シネマで8月24日、27日、29日の3日間、<緊急集中最終上映>が実施される。各日すべてで5作品を上映し、一日で全5作品を一気に鑑賞できるスケジュールだ。
上映権終了目前の5作品
近年リバイバル公開が続いてきた60年代から80年代のハリウッドメジャースタジオ作品。今回上映されるのは、いずれも巨匠監督による作品で、アメリカ社会の闇を描いたものばかりだ。
作品概要と上映スケジュール
『ソイレント・グリーン』(1973年)は、リチャード・フライシャー監督がSF作家ハリイ・ハリスンの小説『人間がいっぱい』を映画化。人口爆発、環境破壊、食糧難、格差社会で地球が限界を超えた状況を描く。
『クルージング』(1980年)は、ウィリアム・フリードキン監督が、NYアンダーグラウンドのゲイ・カルチャーを背景にした実際の連続殺人事件を描いたクライム・サスペンス。アル・パチーノが主演を務める。
『バッドランズ』(1973年)は、テレンス・マリック監督のデビュー作。1950年代末アメリカで実際に起きた連続殺人事件を題材に、犯人のチャールズ・スタークウェザーと恋人キャリル・アン・フューゲートの逃避行を描く。
『殺しの分け前/ポイント・ブランク』(1967年)は、ジョン・ブアマン監督のハリウッドデビュー作。時空間を断片化し、夢と記憶と幻想を交錯させた斬新な表現で知られる。
『砂丘』(1970年)は、イタリアの巨匠ミケランジェロ・アントニオーニ監督が、大国アメリカの過去と現在を幻視した壮大な黙示録。アントニオーニ初のアメリカ映画で、MGMの莫大な予算を得て完成した超大作だ。
上映スケジュール
- 『ソイレント・グリーン』:8月24日(月)9:30/8月27日(木)16:30/8月29日(土)11:15
- 『クルージング』:8月24日(月)13:10/8月27日(木)9:30/8月29日(土)21:05
- 『バッドランズ』:8月24日(月)21:15/8月27日(木)10:55/8月29日(土)13:05
- 『殺しの分け前/ポイント・ブランク』:8月24日(月)11:20/8月27日(木)14:45/8月29日(土)9:30
- 『砂丘』:8月24日(月)19:10/8月27日(木)12:40/8月29日(土)16:50
今回の緊急集中最終上映は、日本国内でこれらの作品を大画面で鑑賞する最後の機会となる。



