米AMDは6月30日(現地時間)、グラフィックス製品向けドライバアップデート「AMD Radeon Software Adrenalin 26.6.4」を公開した。これは、23日に公開された不具合修正をWHQL版(Microsoftの認証を受けた安定版)に統合するもので、今月4回目となる異例のアップデートとなっている。
今月4回目のドライバ更新、経緯と背景
6月3日にはRadeon Software Adrenalin 26.6.1が公開され、その後2回目のアップデートではRadeon RX 7000シリーズ向けにFSR 4(FidelityFX Super Resolution 4)がリリースされる注目のアップデートがあった。しかし、Windows 10環境においてOSがGPUを見失う問題が発生。これに対処するため、AMDはHotfix版ドライバを公開し、今回26.6.4でその修正をWHQL版メインブランチに統合した。
解消された不具合の詳細
本アップデートで修正された主な不具合は以下の2点:
- Windows 10環境において、Radeon RX 7000シリーズ以降のグラフィックス製品向けにAMD Software: Adrenalin Edition 26.6.2をインストールする際に、断続的にインストール不具合が発生する問題。
- Radeon RX 7000シリーズ搭載グラフィックスカードでAMD FSR 4.1が有効になっている場合、一部のゲームでアプリケーションが断続的にクラッシュする現象。
AMDはこれらの問題を26.6.4で修正したと発表している。WHQL版への統合により、安定性が向上し、ユーザーは安心して最新ドライバを利用できるようになる。
今後の展望とユーザーへの影響
AMDはRadeonドライバの品質向上に継続的に取り組んでおり、今回のような迅速なアップデートはその表れと言える。特にWindows 10ユーザーにとっては、GPU認識問題が解消されたことで、RX 7000シリーズの性能を最大限に活用できる環境が整った。AMDの公式サイトからドライバをダウンロードできる。



