東京電力は27日、福島第一原発3号機の原子炉圧力容器の底に開いた穴について、円形で直径が最大約3メートルと推定されると発表した。3月に小型ドローンで撮影した映像を分析した結果で、圧力容器の底に開いた穴の形や大きさがわかったのは1~3号機で初めて。
ドローン調査で判明、初の穴の形状把握
東電は3月、3号機の格納容器内に小型ドローンを計21回飛ばし、内部を調査。鋼鉄製の圧力容器(厚さ14センチ)の底部に開いた穴を撮影した。
撮影した映像をもとに格納容器内の状況を再現した3次元地図を作成。その結果、直径約5.5メートルの圧力容器底部に、直径最大約3メートルのいびつな円形の穴が開いていると推定した。
溶け落ちた核燃料が原因か、工法検討へ
圧力容器内部にあった核燃料が溶け落ちたことで開いた穴とみられるが、詳しいメカニズムはまだわからないという。
東電は、溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)を取り出す工法の検討に、この調査結果を生かす考えだ。



