老化を測る「DNAメチル化時計」は、現象としては確かだが、本当に老化を計れているかどうかはわからない。大阪大学名誉教授の仲野徹氏が、科学ミステリーのようなこの技術の現状を解説した。
メチル化時計の科学的謎
仲野氏は、メチル化時計という物差しが確かであることは間違いないとしつつ、本当に老化を計れている物差しなのかどうかはわからないと指摘。生命科学でこれまでにない例だけに扱いが難しいと述べている。
また、AIによる年齢当ても膨大な確率計算によるもので、ほぼブラックボックスと言っていいとし、いろんなことがブラックボックス化してきていると感じているようだ。
すでにビジネス化が進行
科学的なミステリーとはいうものの、すでにメチル化時計の測定はコマーシャルベースにのったビジネスになっているという。
仲野氏は、測ってメチル化年齢がわかったところでどう活かすつもりなのかと疑問を呈している。科学ミステリーの解明が待たれるところだ。



