伊藤忠テクノソリューションズ(略称:CTC)は8月7日、東京・神谷町の本社で社員の家族を対象とした「CTC FAMILY DAY 2026」を開催した。このイベントは、日頃から社員を支える家族に、CTCという会社や社員の仕事への理解を深めてもらうことを目的に企画された。会場では、参加した子どもたちがクイズやゲームを通して同社の役割や取り組む社会課題について楽しみながら学ぶ姿が見られた。
家族が職場に触れる機会に
CTCは、顧客に対しITシステムのコンサルティングから設計、開発・構築、運用・保守サポートまでをトータルに支援する総合ITサービス企業。社員の家族からは仕事内容や職場の様子が見えにくいという面もあり、実際の職場や仕事内容に触れる機会を設けることで、家族の理解や安心感につなげることを目的としている。
会場には全部で36組/98名の家族が集まり、和気藹々とした雰囲気のなかイベントがスタート。CTCの執行役員 人事総務本部長 奥村弘幸氏が登壇し、「会社は、お父さん、お母さんが、たくさんの人と一緒に力を合わせてお仕事をする場所。今日はみなさんと一緒に、そのお仕事をしている場所をチラッと見ちゃいましょう。楽しい催しものも用意していますので期待していただければ」と挨拶した。
クイズとロボット披露で理解を深める
広報ブランディング本部の担当者が「身近なITで知っているものはありますか?」と質問を投げかけ、「ITはいろいろなところで使われていて、生活するのにないと困る大事な技術。お父さん・お母さんのお仕事は、たくさんのお客様のITを支援することでさまざまなところで便利な社会を支えています」と説明。続いてCTCに関する3択クイズが3問出題された。
1問目は「CTCのお客さまは何社?」で正解は「6,000社」、2問目は「社員は何人?」で「12,862人」、3問目は「(CTCで働く人は)どんな人が多い?」で「ITエンジニア」。社員12,862人のうちエンジニアは約9,100人で、担当者は「たくさんの仲間が力を合わせていろんなものを便利にしているのがCTC。最近注目されているAIやロボットにも関わっています」と話した。
続いて社内研究組織「みらい研究所」の担当者が登壇し、研究内容を紹介。「2050年という次世代に、みんなが今よりも楽しく便利に暮らせるよう、さまざまな“未来の困りごと”を技術で解決できないか考えている研究所」で、今回は「食と農業」がテーマに取り上げられた。農業の人手不足や気候変動、供給の不安定さといった課題に対し、データやロボットを使って農家を支援する方法を研究している。
その一例として、4足歩行する犬型ロボットが登場。広い田んぼや畑の様子を見回り、写真や数字を集めてデータにする役割で、田んぼの水の量や気温、作物の生育状況、昨年比の収穫量などのデータが農家の判断材料となる。会場では2足歩行や逆立ち、握手などのパフォーマンスを披露し、子どもたちの歓声を浴びた。
ゲームやワークショップで交流
集めるデータの重要さを体感するゲーム「1合ぴったりチャレンジ!」も実施。カップで1合分の目安となる150gにできるだけ近いお米をすくい、実際に量って何gか確認する内容で、収穫量が1割異なれば田んぼ全体では大きな差につながるという“小さな差”を自分の感覚で掴むのが狙い。惜しくも150gぴったりは出なかったが、5g差以内に10人がひしめく混戦となり、上位10人には景品が手渡された。
その後、CTCグループの企業理念「Challenging Tomorrow’s Changes 変わっていく。挑んでいく。」が紹介されたほか、塗り絵でメッセージカードを作るワークショップや、子どもたちと新宮達史社長らとの名刺交換会も行われた。
なお、CTCが拠点を置く神谷町エリアでは、毎年恒例の夏祭り「神谷町もぎ店」が行われてきたが、今年度は企業・団体が連携する参加型イベント「神谷町サマーフェスタ」として開催され、CTCのファミリーデーと同日に行われた。同イベントには神谷町エリアの企業・団体が多数出展し、音楽や食、ワークショップなど多彩なコンテンツが展開。CTCみらい研究所もブースを出展し、2050年のよりよい社会の実現に向けてITを通じて「世界をGOODに」する取り組みを紹介し、農業ロボット「でんでん」がダンスやお手を披露した。



