新型パジェロ、デザイン全面刷新でフラッグシップSUVに
新型パジェロ、デザイン全面刷新でフラッグシップSUVに

三菱自動車工業の新型「パジェロ」は、かつて世界中で愛されたクロスカントリーSUVの伝統を受け継ぎながら、現代のフラッグシップSUVとしてデザインを全面刷新した。エクステリアの詳細を確認していく。

デザインコンセプトは「グランドカリスマ -泰然自若-」

デザインコンセプトは「グランドカリスマ -泰然自若-」。細部まで徹底して作り込むことで、力強さと上質さを両立した存在感を目指している。

シルエットは初代パジェロから続く水平基調のスクエアなプロポーションを継承。近年のSUVがクーペ風の流麗なスタイルを追求する中、新型パジェロはあえて堂々とした箱型フォルムを採用し、本格SUVとしてのキャラクターを明確に打ち出した。

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フロントマスクとサイドビューの特徴

フロントマスクでは、特徴的なT字型ヘッドランプを採用。横桟グリル仕様とハニカムグリル仕様を設定し、日本のものづくりに通じる精巧さと機能美を表現したという。報道向けの事前説明会で聞いた話によれば、横桟グリルはプレミアムな印象を、メッシュグリルはタフでラギッドなパフォーマンス感を表現したそうだ。

サイドビューでは、初代パジェロのロールバーから着想を得たCピラーを採用。さらにリアまわりには、かつて背面スペアタイヤを装着していた歴代モデルを想起させるヘキサゴンモチーフを配置した。単なるヘリテージの再現ではなく、現代的な解釈で取り入れている点が特徴だ。

ボディサイズとスペック

ボディカラーは全8色をグローバルで展開する。ボディサイズは全長4,920mm、全幅1,925mm、全高1,910mm。ランドクルーザーやパトロール級の本格SUVとして十分な存在感を確保しながら、取り回しにも配慮した寸法としている。

ホイールベースは2,870mm、トレッドは前後とも1,630mm、最低地上高230mm、最小回転半径5.8m、アプローチアングル30.4度、デパーチャーアングル25.8度、ランプブレークオーバーアングル22.6度、車両重量2,460kg、タイヤは前後とも255/55 R20。

新型パジェロのデザインは、過去への回帰ではなく、伝統を土台にしながら未来を見据えた進化といえるだろう。過去のモデルとの大きな違いといえば、リアにスペアタイヤを背負っていない。その分、室内空間が広くなっているそうだ。

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