台湾TSMCの熊本工場、2024年量産開始へ 地元経済への影響は
台湾TSMC熊本工場、24年量産開始 地元経済影響

TSMC熊本工場、2024年量産開始へ

台湾の半導体受託製造大手TSMCの熊本工場が、2024年に量産を開始する計画であることが明らかになった。同工場は、ソニーグループやデンソーとの合弁事業として建設が進められており、総投資額は約1兆円に上る。

地元経済への波及効果

熊本県によると、TSMCの進出により、関連産業を含めた経済波及効果は約4.2兆円と試算されている。また、直接雇用は約1700人、間接雇用を含めると約7000人の雇用創出が見込まれる。地元の不動産市場やサービス業にも好影響が期待される一方、住宅不足や賃金上昇などの課題も指摘されている。

半導体産業の集積

TSMCの熊本進出を契機に、国内外の半導体関連企業が続々と熊本県への進出を表明している。東京エレクトロンやレーザーテックなど、半導体製造装置メーカーの拠点設立が相次いでいる。熊本県は「シリコンアイランド九州」の中心として、半導体産業の集積をさらに進める方針だ。

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地元の課題と対応

一方で、急速な産業集積に伴うインフラ整備や人材確保が課題となっている。熊本県は、工業用水の確保や道路整備などのインフラ整備に加え、半導体人材の育成プログラムを開始するなど、官民挙げての対応を進めている。地元企業からは、技術継承や地元雇用への懸念の声も上がっている。

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