ソフトバンクGがAI半導体開発の米Graphcore買収へ、Armとの連携強化
SBGがAI半導体の米Graphcore買収へ

ソフトバンクG、AI半導体スタートアップの米Graphcore買収へ

ソフトバンクグループ(SBG)が、人工知能(AI)向け半導体を手掛ける米スタートアップ企業のGraphcore(グラフコア)を買収する方針を固めたことが、関係者への取材で明らかになった。買収額は数百億円規模とみられる。SBGは、傘下の英半導体設計会社Arm(アーム)との連携を強化し、AI半導体市場での競争力を高める狙いがある。

Graphcoreの技術と買収の背景

Graphcoreは2016年に設立され、AI処理に特化した「Intelligence Processing Unit(IPU)」と呼ばれる独自の半導体を開発している。同社の技術は、機械学習の推論やトレーニングに適しており、データセンターやエッジコンピューティングでの活用が期待されている。SBGは、Armの省電力設計とGraphcoreのAI処理性能を組み合わせることで、次世代のAIチップ市場での存在感を高める方針だ。

買収は、SBGが半導体事業を強化する一環として位置づけられている。同社は2023年にも、Armの株式を再上場させたばかりだが、AI半導体分野では米エヌビディアが圧倒的なシェアを誇る中、後発ながらも独自の技術で巻き返しを図る。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

市場への影響と今後の展望

今回の買収により、SBGはAI半導体市場でのプレゼンスを拡大する可能性がある。特に、ArmのエコシステムとGraphcoreの技術が融合すれば、クラウドからエッジまで幅広いAIワークロードに対応するチップの開発が加速するとみられる。一方、買収額については「数百億円規模」とされるが、詳細は不明。関係者によると、取引は数週間以内に正式発表される見通しだ。

AI半導体市場は、エヌビディアに加え、米AMDや米インテル、さらに中国勢も参入し、競争が激化している。SBGは、Armの省電力性能とGraphcoreのAI処理能力を組み合わせることで、差別化を図りたい考えだ。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ