政府は、人工知能(AI)の基盤となる先端半導体の国内開発・生産を強化するため、新たな支援策を検討していることが明らかになった。経済安全保障の観点から、半導体の安定供給体制を構築し、国内産業の競争力強化を目指す。
ラピダスへの追加支援と産業集積
具体的には、北海道千歳市に工場を建設中の半導体受託製造会社「ラピダス」への追加支援が柱となる。政府は、ラピダスが量産を目指す次世代半導体の開発・製造を後押しし、関連する素材や製造装置など周辺産業の国内集積も促進する方針だ。
また、半導体は経済安全保障上、重要な物資と位置づけられており、政府は官民連携で技術開発を加速させたい考えだ。海外依存度が高い先端半導体の国産化を進め、安定供給を確保する狙いがある。
今後の見通し
政府は、こうした支援策を盛り込んだ関連法案を次期通常国会に提出する方向で調整を進める。実現すれば、国内の半導体産業の基盤強化につながるとみられる。



