長野県飯山市にあるマウスコンピューターの飯山工場で、恒例の「親子パソコン組立教室」が2026年も開催されている。8月14日と15日の2日間にわたり、デスクトップPCとノートPCの組立に挑戦する。初日となった14日には37組が参加し、2日間で過去最多となる計76組(予定)の親子が実際にPCを組み立てる。
過去最多の参加組数に
マウスコンピューターが主催する親子パソコン組立教室は、2026年で14回目を迎えた。全国の小学6年生とその保護者を対象としており、参加者は自分で選んだデスクトップPCやノートPCを、同社従業員の指導を受けながら組み立てる。完成したPCはそのまま持ち帰るか、配送で受け取ることができる。
参加費は無料で、製品を定価の3割引きで購入できる(通信費は別途必要)。子供と夏の思い出を作りたい保護者や、これを機に自分のPCを手に入れたい子供たちから高い人気を集めている。
初日の14日には37組が参加した。翌15日にノートPCを組み立てる39組(予定)と合わせると、同社にとって過去最大規模の組み立て教室となる見込みだ。
部品の役割から生産・組立まで学ぶ
組み立て教室といっても、単にPCパーツを組み上げるだけではない。各パーツの役割を学ぶ座学や、棚から部品をピッキングする工程の体験、道具の基本的な使い方をゲーム感覚で習得できるミニコーナーなど、PCの仕組みから生産・組み立てまでの一連の流れを体型的に学べる工夫が凝らされている。
これほど充実したプログラムを提供できるのは、多くの製品を国内で生産している同社ならではの強みといえるだろう。
代表取締役社長が挨拶
イベント冒頭の「入学式」には、マウスコンピューター代表取締役社長の小松(ところき)秀樹氏が登壇し、「子供たちに夏休みの思い出として、ものづくりの体験を提供したいという思いからスタートしたイベントです。自分で注文した世界に1台だけのPCで、さまざまなことを学んでほしい」と参加者に向けてあいさつした。
入学式が終わると、自分のPC組み立てに必要な部品をピックアップする工程に移る。事前に配布された書類には部品が置かれた棚の位置が記載されており、参加者は収納ボックスを手に指定のパーツを集めていく。
広大な棚のエリアにはあらゆるPCパーツが所狭しと並んでいるが、必要な部品はしっかりと区分けされており、スムーズに見つけ出せるよう配慮されている。このピックアップ作業は、実際の工場スタッフが行う工程を模している。参加者は配布された「部品を探せ!」マップを頼りに、まるで宝探しのような感覚でパーツを収集していく。子供たちも担当従業員のサポートを受けながら、楽しそうに作業を進めていた。



