5年前に購入したノートPCの買い換えを検討する人に向けて、マウスコンピューターの「mouse A」シリーズが注目されている。特に14型モデルの「mouse A4-A5U01SR-B」は、11万9900円(税込み)から購入可能で、5年前のPCと比べて確実な性能向上を実現している。
PCは比較的長期間使われる消費財だが、使い方にもよるが購入から5~6年が買い替えの適切なタイミングとされる。しかし、最新のハイスペックPCは非常に高価で、そこまでの高性能は不要という人も多い。この「PCの重さは解消したいが、ずいぶんとまではしたくない」という思いは、PCを長期間使う人にとってのジレンマでもある。
さらに、現在はメモリやストレージを中心にPCを構成する部品の価格が高騰しており、PC本体の価格も上昇傾向にある。どうしたらいいのか、非常に悩ましい。
必要十分なスペックが秘密
mouse A4-A5U01SR-Bの手頃な価格の秘密は、スペックを「必要十分」なものとしていることにある。主なスペックは以下の通りだ。
- APU(GPU統合型CPU):Ryzen 5 7430U(6コア12スレッド、最大4.3GHz)
- メモリ:8GB(DDR4-3200 8GB×1、最大32GB)
- ストレージ:256GB M.2 SSD(PCI Express接続)
- ディスプレイ:14型液晶(1920×1080ピクセル、ノングレア加工)
- ワイヤレス通信:Wi-Fi 6E、Bluetooth 5
- OS:Windows 11 Home
APUの「Ryzen 5 7430U」は、CPUコアが6基12スレッド構成で、消費電力を抑えた省電力設計ながら、複数の処理を並行してこなすマルチスレッド性能に強いことが特徴だ。Webブラウジングはもちろん、オフィスアプリや動画再生といった日常的な用途であれば、十分な余裕を持ってこなせる性能を備える。
メモリは8GBを標準搭載する。少ないと思うかもしれないが、SO-DIMMスロットが1基空いているので、必要に応じて増設や交換も可能だ。直販サイトであれば、購入時にBTO(Build To Order)で16GB(8GB×2)または32GB(16GB×2)とすることもできる。
ストレージはPCI Express接続の256GB M.2 SSDで、アプリの起動やファイルの読み書きは軽快だ。こちらもBTOで500GBまたは1TBに増やすことができる。
堅牢なボディと軽量設計
mouse A4-A5U01SR-Bのボディは、ややゴールドがかった上品なシルバーカラーでまとめられている。全体的に落ち着いた印象のデザインだ。天板のロゴも控えめで主張しすぎない。
ビジネスの場はもちろん、カフェでの作業や学生のオンライン授業まで、使う場所を選ばない仕上がりだ。
手触りはさらりとしていて、指紋も目立ちにくい。天板やパームレストの質感も高く、タイピング中や持ち運びの際に不安になるような「たわみ」はほとんど感じない。
加えて、米国国防総省が定める「MIL規格」(MIL-STD-810H)に準拠したテストを、衝撃、振動、高温動作、低温動作など複数の項目でクリアしている。販売価格を考えると、この堅牢さはうれしいポイントだ。
本体サイズは約325(幅)×218(奥行き)×21.8(厚さ)mmで、重量は公称で約1.33kgとなる。14型ということもあり、カバンにすっと収めて持ち運びやすい。毎日持ち歩いても負担になりにくいのがうれしい。
実際に使ってみると、思った以上に取り回しがしやすく、数字以上に軽量に感じることもあった。今回のレビュー機の実測重量は1350gだった。14型クラスのノートPCとして無理のない重さである。
バッテリー駆動時間と充電
mouse A4-A5U01SR-Bに付属する充電器は、専用端子を使うACアダプター(65W出力)だが、USB Type-C端子に「USB PD(Power Delivery)」対応充電器をつないで充電することもできる。BTOオプションでは、65W出力または100W出力のUSB PD対応ACアダプターを追加可能だ。
付属のアダプターの重量は、ケーブル込みの実測で320gだ。本体と合わせた持ち出し重量はおよそ1.67kgとなる。少しでも荷物を減らしたい場合は、BTOオプションの65W出力USB PD対応ACアダプターを追加するとよい。
バッテリー駆動時間は、JEITA バッテリ動作時間測定法(Ver.3.0)基準で動画再生時が約5時間、アイドル時が約8.5時間となっている。使い方次第だが、自宅内やオフィス内の持ち運びであれば駆動時間は十分で、3~4時間程度の外出なら問題なくこなせる。



