Neowinは7月24日(現地時間)、MicrosoftがWindows 11にCopilotキーを無効化する新機能を導入したと報じた。この機能はXユーザーの@phantomofearth氏によって発見され、Windows Insider ProgramのExperimentalチャネルから最近リリースされたビルドに隠し機能として含まれている。
Copilotキーを巡る経緯
Copilotキーは、MicrosoftがAIアシスタント「Copilot」の利用拡大を目的として導入した専用キーだ。Windowsキーボードにおける約30年ぶりの大きな変更として注目を集め、多くのCopilot+ PCにも搭載された。しかし、一部のPCでは右Ctrlキーやコンテキストメニューキーを置き換える形で実装されたため、ショートカットキーを多用するユーザーやアクセシビリティ機能を利用するユーザーから不満の声が上がった。
こうした反応を受け、Microsoftは6月、Copilotキーが既存ユーザーのワークフローに影響を与えたことを認め、Windows 11でキーの再割り当て機能を提供する方針を明らかにしていた。
「Do nothing」設定の追加
今回Microsoftが追加したのは、キーの再割り当てではなく、Copilotキーを無効化する「Do nothing(何もしない)」という設定だ。年内に予定されている再割り当て機能に先立つ対応とみられる。設定は「設定」アプリの「Bluetoothとデバイス」→「キーボード」→「ショートカットとホットキー」にある「キーボードのCopilotキーをカスタマイズする」から変更できる。従来の「検索」「Copilot」「カスタマイズ」に加え、新たに「Do nothing(何もしない)」が追加された。
「Do nothing」を選択すれば、誤ってCopilotキーを押してもCopilotが起動しなくなる。一方で、キーを右Ctrlキーやコンテキストメニューキーとして利用できるわけではなく、従来の操作環境を完全に取り戻せるわけではない。
今後の予定と代替手段
Microsoftは年内にもCopilotキーの再割り当て機能を提供する予定としており、今回の無効化機能はその第一段階と位置付けられる。なお、キーの再割り当てはPowerToysを利用すれば現在でも実現できる。



