Live Photosの音声を最高の状態で残すための撮影テクニック
Live Photosの音声を最高の状態で残す撮影術

静止画とともにシャッターを切る前後1.5秒の動画を記録する「Live Photos(ライブフォト)」は、iOS 9の登場以来、10年以上の歴史を持つメディアフォーマットです。動画部分には音声も含まれているため、映像だけでは伝えきれない場の雰囲気や臨場感を残すことができます。

Live Photosの音声記録の仕組み

Live Photosの音声は、iPhoneの内蔵マイクで収録したものをAACで圧縮し、映像ストリームの音声トラックとして記録されます。サードパーティー製カメラアプリでは、Bluetoothイヤホンやスピーカーに搭載されているマイクの音を録音できますが、Live Photos撮影時には使用するマイクを選択できません。つまり、Live Photosの音声を少しでも良い条件で残すには、Live Photosに適したベストな状態で集音するよう準備するしかありません。

音質向上のための具体的な対策

マイクの孔を塞がない

モデルにより異なりますが、iPhoneでは本体下部のLightning/USB-C端子付近やリアカメラ付近などにマイクが設置されています。撮影時に構えるときには、これらの孔を指で塞がないよう注意しましょう。

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被写体との距離を近くする

ビデオ撮影の場合、被写体の方向にマイクの指向性が高まる「オーディオズーム」機能が利用できますが、Live Photosでは効果がありません。そのため、被写体から離れると周囲の雑音が増えてしまいます。できるだけ被写体に近付いて撮影しましょう。

「音の記憶」を意識したシャッターチャンス

何よりも重要なのは、「音の記憶」を意識することです。Live Photosの音は約3秒と短いので、誕生日イベントであれば「ハッピーバースデー」の歌を歌っているときなど、後日記憶をたぐりやすい音がしているタイミングでシャッターを切ることがポイントです。

この記事は、IT/AVコラムニストの海上忍氏が執筆。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作が多数あり、マイナビニュースでは「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」や「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発にも情熱を注いでおり、2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員を務めています。

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