Googleは7月29日、ユーザーに代わり業務や日常のタスクを処理するパーソナルAIエージェント「Gemini Spark」を、日本のGoogle AI Proユーザー向けに今後数週間以内に順次提供開始すると発表した。日本語および英語環境に対応する。
複雑なワークフローを自動化するクラウド型AIエージェント
Gemini Sparkは7月16日に日本でGoogle AI Ultra向けに提供開始されていたが、利用できるのは月額14,500円~の同ユーザーのみだった。今回Google AI Proユーザーへ対象が拡大したことで、月額2,900円~の料金でGemini Sparkが利用できるようになる。
Gemini Sparkは、ユーザーからの質問に応答する受動的なAIアシスタントではなく、ユーザーから与えられた指示に基づき継続的にタスクを実行するAIエージェント。Gemini 3.5を活用し、Gmail、Google ドキュメント、Google スプレッドシートなどGoogle Workspaceの各種サービスと連携する点が特徴だ。
PCを閉じた状態でも動作、自律的にタスク実行
SparkはGoogleのクラウド基盤で動くため、PCを閉じたりスマートフォンがロックされていたりする状態でも動作する。ユーザー側で特別な初期設定を行う必要はなく、継続的な確認や情報収集、文書作成などを自律的に実行できる。
例えば、フライトやホテルの予約確認メールを検出し、旅程情報をGoogle スプレッドシートへ自動整理したり、旅行先のイベントやアクティビティを検索し、空いている予定にカレンダー登録したりできる。また、ユーザーの興味に応じた地域イベントを定期的に収集し、Google ドキュメントにまとめるといった動作が可能だ。
安全性に配慮、重要アクションは確認
安全性にも配慮し、機能の有効化や連携するアプリケーションはユーザー自身が選択できるほか、支払いやメール送信などの重要アクションは実行前にユーザーへ確認する設計。Googleでは日常業務や個人タスクにおける定型作業の大部分をSparkに任せられるとしている。



