福岡・けやき通り「ブックスキューブリック」閉店、25年の歴史に幕
福岡・けやき通り書店閉店、25年の歴史に幕

福岡市中央区のけやき通りに四半世紀にわたり親しまれた独立系書店「ブックスキューブリックけやき通り店」が20日、閉店した。選書にこだわった小規模な独立系書店の先駆けとして知られ、最終日には閉店を惜しむ多くの人々が訪れた。

25年の歴史と地域への貢献

店主の大井実さん(65)が2001年に開業。13坪の店内には大井さんが厳選した約1万冊が並び、本を通じて地域を盛り上げる企画「ブックオカ」を発案。実行委員長として2006年から毎年開催し、けやき通りで開かれる古本市は名物となっていた。

閉店の理由と惜しむ声

昨年、両親を亡くした上に、自身も今年65歳になり、「人生を見直す時期になった」と考えたことなどが閉店を決めた理由という。店頭に置かれたノートには「ずっと大好きな場所でした」など惜しむ声が寄せられた。近くの住民(85)は「けやき通りから『知』が一つなくなる感じがして残念」と話した。

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今後の展望

大井さんは「こんなにも店を愛してもらい、感謝でいっぱい」と語った。今後は、同市東区の箱崎店で書籍販売のほか、様々なイベントなども開き、「本を媒介にしたコミュニティーづくり」に力を入れるという。ブックオカも場所を変えて開く予定だ。

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