Windows 11の「2024 Update(バージョン24H2)」「2025 Update(バージョン25H2)」向けの6月プレビュー更新プログラム(KB5095093)について、ごく一部のデル・テクノロジーズ製PCに適用すると問題が発生することが判明した。
本件に対し、Microsoftは7月18日(米国太平洋時間)、帯域外(OOB)更新プログラムとして「KB5121767」の配信を開始した。問題が発生しているデバイスでは、このOOB更新プログラムを適用することで本件を解消できる。
問題の概要
Windows 11 バージョン24H2/25H2をインストールしたデル・テクノロジーズ製PCにKB5095093を導入すると、以下の事象が発生する可能性がある。
- デバイスマネージャーのシステムデバイスにある「Intel Innovation Platform Framework Processor Participant」に黄色の「!」マークが出る
- システムの全体的な処理パフォーマンスが低下する
- バッテリー動作時にバッテリーの消費量が増える
- システムの挙動が重くなる
上記の事象は、「Intel Innovation Platform Framework(Intel IPF)」を構成する要素の1つであるProcessor Participantドライバーと、Windows 11内の「Windows USB-C Connection Manager」との互換性に起因するもので、影響を受けうるデバイスには一時的に「セーフガードホールド」(更新配信の一時停止措置)が実施されていた。
最近のIntel製CPU搭載Windows PCでは、Intel IPF関連のデバイスドライバーを複数搭載している。今回問題になったのは、デル・テクノロジーズ製PCにおける「Intel Innovation Platform Framework Processor Participant」というドライバーだ。
OOB更新の適用方法
本事象を解消するためのOOB更新プログラムは、7月14日に公開された7月のセキュリティ更新プログラム(KB5101650)の内容を内包している。7月のセキュリティ更新プログラムをまだ適用していない場合は、代わりに適用しても構わない。一方で、前述の問題が発生していないデバイスではスキップしても構わない。
OOB更新プログラムは、Windows Update Catalogからダウンロードして実行するか、Windows Updateの「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」を有効にして更新をチェックすることで適用できる。
スタンドアロンインストーラーで導入するのが難しいと感じるなら、Windows Updateで「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」を有効にしてから更新をチェックすると出てくる。
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