「ChillerX Pro」が冷却性能1.6倍に進化、屋外作業向けウェアラブル冷却デバイス
冷却性能1.6倍のChillerX Pro、屋外作業向けに進化

2024年7月、Shiftall(シフトール)はウェアラブル冷却デバイス「ChillerX Pro」を発表した。前モデル「ChillerX」から冷却性能を1.6倍に向上させ、屋外作業のプロユースを想定した設計となっている。価格は3万9900円(税込)。

猛暑の中での屋外作業、冷却需要が高まる

2024年の関東地方は6月から蒸し暑い日が続き、7月に入ると本格的な夏の暑さとなった。連日のように熱中症アラートが発令され、小中学校でも下校時の日傘使用を認めるケースが増えている。日本はエアコンの普及率が高いため室内や施設内は快適だが、屋外作業者はさまざまな暑さ対策を余儀なくされている。最も一般的なのは、空調服に代表されるファン付きジャケットやベストだ。

ChillerX Proの冷却メカニズム

Shiftallは2023年に、ペルチェ素子を使って水を冷却し、その水をベスト内に循環させる「ChillerX」をデビューさせた。これはいわば水冷PCの仕組みを着用するようなもので、上半身が冷却されるため、夏の暑さをほぼ無視できる冷却性能を実現していた。しかし、前モデルには改善点もあった。背面吸気・前面排気の構造のため、背中を何かに寄せかけたり、もたれかかったりすることができなかった。また、排気が真下のため、腰のあたりが熱くなる問題があった。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

デザイン変更で実用性向上

ChillerX Proでは、冷却ユニットが新設計された。前モデルとベスト部分の冷却シートは共通だが、冷却ユニットの設計が大きく変更された。新モデルでは、前面から吸気し、上方斜め45度に排気する方式に変更。これにより、背中を何かに寄せかけても問題なく、腰の熱さも軽減された。排気が体に直接当たらないため、せっかく冷却した熱を体に戻すこともない。さらに、冷却性能は前モデルの1.6倍に向上しており、屋外作業での使用に十分な冷却力を提供する。

価格と今後の展開

ChillerX Proの価格は3万9900円で、Shiftallの公式サイトなどで購入可能。同社は「屋外作業のプロフェッショナル向け」と位置づけており、建設現場や農業、イベントスタッフなど、猛暑の中で働く人々の熱中症対策として期待されている。今後はさらなる性能向上や軽量化を目指すとしている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ