「見た目」が評価を決める?山本太郎と鬼越トマホークの謝罪に共通する失敗
見た目が評価を決める?山本太郎と鬼越の謝罪失敗

最近、まったく畑違いの2つの「謝罪」が話題になった。一方は政治家・山本太郎氏の引退表明文書、もう一方はお笑いコンビ・鬼越トマホークの謝罪動画である。分野もタイミングも異なるこの2つに、実は同じ構造の失敗が潜んでいる。話されている言葉そのものより先に、「見た目」の様式が炎上してしまったという共通点だ。

人の第一印象は、相手の顔を見た瞬間から自動的に形成されることが知られている。実はこの「見た目から自動的に評価してしまう」働きは、顔だけでなく、文書のレイアウトや服装といった、より広い意味での「見た目」にも及ぶ。今回の2つの騒動は、そのことを図らずも証明する結果になった。

“ポエム調”の文書に浴びせられた「アイドル気取り」の厳しい声

れいわ新選組の山本太郎前代表は7月9日夜、緊急記者会見を開き、速度超過(時速149km)と健康問題を理由に代表辞任と政界引退を発表した。会見の開始直後、党内関係者のLINEグループには〈れいわ新選組 党関係者の皆さまへ〉と題する文書が投稿されていたという。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

引退会見の質疑応答の中で、記者とやり取りをしながら声を上げて笑う様子が「異様だ」と話題になった。この文書、内容そのものは謝罪と感謝の言葉で構成されていたのだが、問題は体裁だった。

謝罪動画なのに"ダブル短パン"だった鬼越トマホーク

一方、お笑いコンビ・鬼越トマホークの謝罪動画では、2人がそろって短パンを履いた姿で登場したことが批判を集めた。「およそ謝罪していると思えない服装で草」など批判コメントが殺到したという。

「見た目の軽さ」が、誠意そのものを疑われる引き金になったと見られる。

「どれだけの手間・コストをかけたか」を無言のうちに伝える術

「見た目」は、自分自身の思考や振る舞いにも影響を与える。なぜ「体裁」が内容以上に語ってしまうのか。見た目研究家の宮本文幸氏(桜美林大学ビジネスマネジメント学群教授)は、謝罪の様式や見た目で「本当に反省しているのか?」という印象を与えてしまった2人の事例から、見た目のコストが評価を決めるワケを解説している。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ