三菱UFJ銀行は、人工知能(AI)を活用した住宅ローン審査システムを開発し、2026年6月から順次導入すると発表した。従来は数日から1週間程度かかっていた審査が、最短10分に短縮される見込みだ。
AI審査の仕組み
新システムでは、AIが申込者の収入や勤務先、信用情報などのデータを分析し、リスクを評価する。従来の審査では人間の担当者が確認していた項目をAIが自動処理することで、審査時間を大幅に削減する。
導入の背景
住宅ローン市場では、金利上昇や競争激化により、顧客獲得競争が激しくなっている。三菱UFJ銀行は、迅速な審査を実現することで、顧客満足度を高めるとともに、業務効率化を図る狙いがある。
今後の展開
同行は、2027年度までに住宅ローン審査の約8割をAIで処理する目標を掲げている。また、AI審査の精度向上のため、過去の審査データを学習させ、さらなる高度化を進める方針だ。
なお、AIによる審査結果は最終的に人間の担当者が確認し、不正や誤審を防ぐ体制をとるという。



