トヨタ自動車、2026年上半期に新型EV「bZ3X」を日本市場に投入へ
トヨタ、2026年上半期に新型EV「bZ3X」投入

トヨタ自動車は2026年上半期に、新型電気自動車(EV)「bZ3X」を日本市場に投入する方針を固めた。同社のEVラインアップの中核を担うモデルとして位置づけられ、価格は500万円台を想定している。航続距離は約600km(WLTCモード)とされ、競合他社のモデルと肩を並べる性能を目指す。

bZ3Xの概要と特徴

bZ3Xは、トヨタのEV専用プラットフォーム「e-TNGA」を採用。全長は約4.7m、全幅約1.85m、全高約1.6mと、ミドルサイズのSUVに分類される。バッテリー容量は77kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、急速充電に対応。出力は約200kW(272ps)のモーターを搭載し、0-100km/h加速は約6.5秒と発表されている。

トヨタのEV戦略における位置づけ

トヨタは2030年までに全世界で30車種のEVを投入し、年間350万台の販売を目指す目標を掲げている。bZ3Xはその中核モデルの一つであり、日本市場でのEV普及を加速させる役割を担う。同社の広報担当者は「bZ3Xは、お客様にEVの魅力を広く伝えるための重要なモデルです」とコメントしている。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

市場投入の背景と競合

日本国内のEV市場は、2025年時点で新車販売の約2%にとどまるが、政府の2035年までのガソリン車新車販売禁止目標などにより、市場拡大が期待されている。bZ3Xの競合としては、日産自動車の「アリア」や、ヒョンデの「アイオニック5」、テスラの「モデルY」などが挙げられる。価格帯や航続距離で競争力を持たせるため、トヨタは生産コストの低減に注力している。

今後の展開

bZ3Xは2025年後半に中国市場で先行発売され、その後日本を含む他市場に展開される予定。日本市場では、2026年前半に販売を開始し、年間販売目標は1万台と見込まれている。トヨタはまた、バッテリーのリサイクルや再生可能エネルギーを活用した工場運営など、サプライチェーン全体でのカーボンニュートラルを目指す取り組みも進めている。

トヨタのbZシリーズは、すでに「bZ4X」が販売中で、今後も多様な車種を投入する計画。bZ3Xの投入により、トヨタのEVラインアップはさらに充実し、日本市場でのEVシェア拡大が期待される。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ