トヨタ、新型EV「bZ4X」の詳細を発表
トヨタ自動車は、2025年に発売を予定している新型電気自動車(EV)「bZ4X」の詳細を明らかにした。同車は、トヨタのEV専用プラットフォーム「e-TNGA」を採用し、航続距離は500キロメートルを超えるとされる。急速充電にも対応し、30分で80%までの充電が可能だ。価格は500万円台からと見込まれ、競合するテスラの「モデルY」やフォルクスワーゲンの「ID.4」に対抗する。
主なスペックと特徴
- 航続距離:WLTCモードで約500km以上
- バッテリー:リチウムイオン電池、容量71.4kWh
- モーター:前後軸に1基ずつ搭載(AWD)
- 最高出力:160kW(約218ps)
- 最大トルク:337Nm
また、bZ4Xはトヨタ初のステアバイワイヤシステムを採用し、ハンドル操作とタイヤの動きを電子制御で連動させる。これにより、従来の機械的な連結が不要となり、運転感覚が向上するという。
市場戦略と販売目標
トヨタは、bZ4Xをグローバル戦略車と位置づけ、2025年までに年間10万台の販売を目指す。日本国内に加え、欧州、北米、中国で販売を開始する。特に中国市場では、現地のニーズに合わせた仕様を用意し、テスラやBYDとの競争に挑む。
また、トヨタはbZシリーズとして、今後さらに3車種のEVを投入する計画で、2025年までにEVのラインアップを7車種に拡大する。bZ4Xはその第一弾となる。
充電インフラとサービス
トヨタは、bZ4Xのユーザー向けに専用の充電サービス「トヨタチャージ」を提供する。これにより、全国の高速道路SA・PAやコンビニエンスストアなどで急速充電が可能になる。さらに、自宅用の充電器も割引価格で提供する予定だ。
また、バッテリーの劣化を抑えるための「バッテリーケアプログラム」も用意し、ユーザーの不安を軽減する。トヨタは、EVの普及には充電インフラの整備が不可欠と考え、積極的に投資を進めている。



