トヨタ自動車は中国市場で新型電気自動車(EV)「bZ3C」の投入を発表した。同車は中国の合弁会社であるBYD製の電池を搭載し、価格競争力を高めることで、中国EV市場でのシェア拡大を狙う。
bZ3Cの特徴と戦略
bZ3CはトヨタのEVシリーズ「bZ」の第3弾となるモデルで、中国市場向けに開発された。全長は約4.7メートルで、SUVタイプの車両となる。航続距離は約500キロメートルを実現し、急速充電にも対応する。
価格は約20万元(約400万円)からと、中国市場の競合EVと比較して競争力のある価格設定となっている。トヨタは中国市場でEVの販売が低迷しており、今回の新型車で巻き返しを図る。
中国EV市場の現状
中国のEV市場はBYDやテスラなどが先行しており、トヨタのシェアは低調だ。2023年の中国でのEV販売台数は約10万台にとどまり、市場全体の1%未満となっている。トヨタは2026年までに中国で10車種のEVを投入する計画で、bZ3Cはその第一弾となる。
トヨタはまた、中国市場向けに現地企業との協業を強化しており、BYDとの提携に加え、広州汽車との合弁でもEVの生産を進めている。



