テスラ株、2日連続で急落 売上高減少と競争激化で投資家懸念
テスラ株、2日連続で急落 売上高減少と競争激化

テスラの株価が7月11日、ニューヨーク市場で前日比7%安となり、2日連続で急落した。前日の10%下落に続く大幅な値下がりで、時価総額は約800億ドル減少した。

売上高減少と競争激化が背景

背景には、同社の2025年第2四半期の売上高が前年同期比5%減少したことがある。これは市場予想を下回る結果で、特に中国市場での販売減が響いた。中国ではBYDなど地元メーカーとの競争が激化しており、テスラのシェアは低下している。

また、欧州でも需要が鈍化しており、補助金削減の影響が懸念されている。アナリストは「テスラの成長神話に陰りが見える」と指摘。競合他社のEV投入加速で、テスラの優位性が薄れている。

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投資家の信頼揺らぐ

投資家の間では、イーロン・マスクCEOの経営手腕にも疑問の声が上がっている。マスク氏はツイッター買収に注力し、テスラの経営がおろそかになっているとの批判がある。実際、テスラの株価は年初来で30%下落している。

専門家は「テスラは価格競争に巻き込まれ、利益率が圧迫されている」と分析。今後の業績回復には新モデルの投入やコスト削減が急務とされる。

市場全体への影響

テスラの急落は、他のEV関連株にも波及。リビアンやルーシッドなどの新興EVメーカーの株も連れ安となった。市場では「EVバブル崩壊」を懸念する声も出ている。

一方で、テスラの株価下落を好機と見る投資家もいる。バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェット氏は「テスラは長期的に勝ち組」と発言。しかし、短期的な不透明感は強い。

テスラは7月下旬に四半期決算を発表予定で、市場の注目が集まっている。

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