ソニー、EV参入第2弾「AFEELA 1」発表 2026年北米発売へ
ソニー、EV参入第2弾「AFEELA 1」発表 2026年北米発売へ

ソニー・ホンダモビリティ(SHM)は、2026年に北米市場で発売する電気自動車(EV)「AFEELA 1」の概要を発表した。価格は約1000万円(約8万9900ドル)からで、最上位モデルは約11万ドル(約1600万円)となる。同社は2025年1月に開かれるCESで詳細を公開する予定だ。

ソニー・ホンダモビリティの戦略

SHMはソニーとホンダの合弁会社で、2022年に設立された。ソニーのセンサー技術やエンターテインメント機能と、ホンダの車両開発・生産技術を融合させたEVを目指す。AFEELA 1はその第2弾モデルで、2023年に公開したコンセプトモデルの量産版となる。

同社の水野泰秀CEOは「AFEELA 1は単なる移動手段ではなく、移動時間を有意義に過ごせる空間を提供する」とコメント。車内ではソニーのゲーム機「PlayStation」や映画・音楽サービスを楽しめるようにする計画だ。

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自動運転と安全性能

AFEELA 1には、ソニーが開発したイメージセンサーとライダー(LiDAR)を組み合わせた高度な運転支援システムが搭載される。高速道路でのハンズオフ運転を可能とし、市街地では条件付きで自動運転を実現する。また、OTA(Over-the-Air)アップデートにより、発売後も機能を段階的に向上させる。

安全面では、米国自動車安全評価(NCAP)で最高ランクを目指すとしている。衝突回避や歩行者検知などの基本性能に加え、ソニーのAI技術を活用した危険予測システムも搭載する。

生産と販売計画

生産はホンダの北米工場で行われる。2026年春に予約受付を開始し、同年秋から納車を始める。初年度の販売目標は約1万台と報じられている。SHMは2027年までに欧州市場、2030年までに日本市場への投入を検討している。

アナリストからは「ソニーのブランド力とホンダの量産技術は強みだが、高価格帯が普及の障壁になる」との指摘がある。一方、SHMは「高級EV市場での競争は激しいが、独自のエンタメ体験で差別化できる」と自信を示す。

AFEELA 1の競合としては、テスラ「モデルS」やメルセデス・ベンツ「EQS」、BMW「i7」などが挙げられる。SHMはこれらの既存プレイヤーに対し、ソニーのコンテンツエコシステムを武器に新たな需要を開拓したい考えだ。

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