EV販売鈍化でバッテリー大手が戦略転換、生産調整と新技術開発へ
EV販売鈍化でバッテリー大手が戦略転換へ

世界的な電気自動車(EV)販売の鈍化を受け、バッテリーメーカー各社が戦略の転換を迫られている。これまでの急速な需要拡大を見込んだ生産能力増強計画を見直し、一部工場の稼働調整や新技術への投資加速など、新たなフェーズに入った。

需要減速で生産調整が加速

主要メーカーは、EV販売の伸び悩みを受けて、バッテリー生産の増強計画を一部延期または縮小している。特に中国市場での競争激化と補助金縮小が影響し、需要予測の下方修正が相次いでいる。

ある大手サプライヤーは、第3四半期のバッテリー出荷量が前年同期比で減少したと報告。在庫調整のため、一部工場で生産ラインを減速させている。

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次世代技術へのシフト

各社は、現在主流のリチウムイオン電池から、全固体電池やナトリウムイオン電池といった次世代技術の開発にリソースを振り向けている。コスト低減とエネルギー密度向上を目指し、2025年以降の実用化を視野に研究開発を加速する方針だ。

業界アナリストは「短期的な需要変動に対応しつつ、長期的な競争力維持のために技術革新が不可欠」と指摘する。バッテリーメーカー各社は、生産と技術開発のバランスを模索しながら、厳しい市場環境を乗り切ろうとしている。

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