日本における電気自動車(EV)の普及は、充電インフラの不足と車両価格の高さという二つの大きな課題に直面している。政府はこれらの障壁を低減するため、補助金の拡充など複数の施策を打ち出している。
充電インフラの現状
国内の充電スタンド数は増加傾向にあるものの、特に都市部以外での設置が遅れており、長距離移動時の不安が消費者の購入意欲を削いでいる。高速道路のサービスエリアなど主要拠点への設置は進むが、まだ十分とは言えない。
価格と補助金
EVの価格は同クラスのガソリン車に比べて依然として高く、これが普及の大きな壁となっている。政府は2023年度補正予算でEV購入補助金を拡充し、最大85万円の支援を実施。自治体によっては上乗せ補助もあり、実質的な負担軽減が図られている。
今後の展望
自動車メーカー各社もEVラインアップの拡充を計画しており、2025年以降にはより手頃な価格帯のモデルが投入される見通し。充電インフラ整備には官民連携が不可欠で、政府は2030年までに充電スタンド30万基設置を目標に掲げている。



