BYD、日本市場で新型「シール」を発表
中国の電気自動車(EV)大手BYDは2024年11月、2025年型セダン「シール」を日本で発売すると発表した。価格は528万円からで、航続距離は640km(WLTCモード)を実現。日本市場での販売台数目標は2025年に3万台としている。
競合車種との比較と市場戦略
「シール」はテスラ「モデル3」や日産「リーフ」などと競合するミッドサイズセダン。BYDは日本で2023年に「ATTO 3」を発売し、2024年には「ドルフィン」「シール」を投入。2025年までに日本市場で3万台の販売を目指す。BYDの日本法人社長は「日本のお客様に高品質なEVを提供し、持続可能な社会に貢献したい」と述べている。
スペックと特徴
2025年型「シール」は、BYD独自のブレードバッテリーを搭載し、0-100km/h加速は3.8秒。全長4,800mm、全幅1,875mm、全高1,460mmで、5人乗り。充電時間は急速充電で30分(10-80%)。また、12.3インチのデジタルメーターと15.6インチのセンターディスプレイを装備。安全装備として、自動緊急ブレーキ、レーンキープアシスト、アダプティブクルーズコントロールなどを標準装備する。
日本市場での販売網
BYDは日本で現在約60店舗を展開し、2025年までに100店舗に拡大する計画。販売は直営店と正規ディーラーを通じて行う。また、充電インフラとして、日本国内の急速充電器約2万基を利用可能。BYDは日本でのアフターサービス体制も強化し、部品供給や修理対応を迅速化する。
今後の展開
BYDは日本市場でEVの普及を促進するため、自治体や企業との連携も進める。東京都などと協力し、公用車へのEV導入を推進。また、2025年までに日本でEV充電器を1000基設置する計画も発表している。BYDの日本法人社長は「日本のお客様にEVの魅力を伝え、電動化を加速させたい」とコメントしている。



