自動運転トラック向け産業団地の概要
佐賀県鳥栖市で造成が予定されている産業団地「サザン鳥栖クロスパーク」について、市と連携協定を結んだ開発事業者の東急不動産と自動運転システム開発企業のT2(いずれも東京)は14日、幹部らが市役所で向門慶人市長らに事業概要を説明し、自動運転トラックも披露した。
市は2024年、九州自動車道小郡鳥栖南スマートインターチェンジ近くの約34ヘクタールに自動運転トラックの乗り入れを見据えた産業団地を造成するため、東急不動産などの企業連合を開発事業者に選定。25年にはJR九州も加わった。
造成スケジュールと物流施設
東急不動産によると、地権者と用地交渉を進めており、2028年度頃に着工し、2030年度頃に造成を完了する予定。団地内には自動運転トラックを活用した物流施設も建設する。同社インダストリー事業本部の佐藤公俊本部長は「鳥栖市、T2、東急不動産の3者の連携で自動運転の物流ネットワークを全国に広げたい」と語った。
自動運転技術の展望
T2は運転手が乗車する「レベル2」での自動運転トラックを活用した高速道路上の輸送を事業化し、一定条件下で無人運行する「レベル4」を目指している。市役所玄関前で自動運転トラックを公開した同社の熊部雅友CEO(最高経営責任者)は「物流施設の近くにインターチェンジがある鳥栖の利点は大きい。自動運転を生かせる可能性を感じる」と話していた。



