テスラの株価が急落している。電気自動車(EV)需要の減退や、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の政治活動への懸念が重しとなっている。
年初来で約30%下落
年初来で株価は約30%下落。時価総額は1兆ドルを割り込み、約9000億ドルまで縮小した。2021年11月に付けた過去最高値(約414ドル)からは半値近くとなっている。
背景には、世界的なEV需要の減速がある。金利上昇による購入負担増や、中国市場での競争激化が響いている。また、マスク氏がツイッター(現X)買収後、政治的な発言や活動を活発化させていることも、投資家の不安材料となっている。
アナリストの見方
複数のアナリストが目標株価を引き下げている。モルガン・スタンレーは「EV需要の減退と競争激化で、テスラの成長神話は揺らいでいる」と指摘。一方で、長期的な成長余地を評価する声もある。
テスラは2024年1月に決算発表を予定しており、需要動向や今後の戦略に注目が集まる。



