善通寺市の電子投票、おおむね好評 開票は27分に短縮
善通寺市の電子投票、おおむね好評 開票は27分に短縮

香川県善通寺市の知事選で導入された電子投票は、おおむね好評だった。目立った混乱はなく、有権者からは「操作が簡単」との声が聞かれた。

タブレット端末でタッチペン投票

有権者はタブレット端末に表示された候補者4人の中から、タッチペンで1人に触れて投票した。期日前投票も同様の方式で、8月25日に投票した女性は「紙に書く負担がなく、簡単で良かった」と話した。

開票は27分に短縮

開票では、投票データを保存したUSBメモリーをパソコンで読み取って集計した。前回選挙の1時間35分より1時間8分短い27分で終了した。

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今春まで市選挙管理委員会書記長だった市デジタル推進課の津島省吾課長は「USBをパソコンに差し込んでから終わるまでおよそ10分ぐらいで、あっという間だった。前回より投票率が高く、市民が(電子投票に)興味を持ってくれたのではないか」と説明した。

課題と今後の予定

一方、課題も残る。今回使ったタブレット端末には、画面の候補者名を音声で読み上げる機能がなく、点字を使えない視覚障害者は職員に意中の人を伝え、端末を操作してもらう「代理投票」をする必要があった。

約10年前に視力を失い、点字を使えないため代理投票をした女性は「音声で説明する機能があれば、電子投票のメリットを感じられたのに」と残念がる。

来年春の善通寺市議選(定数16)でも電子投票が行われる予定だ。市選管は、多くの候補者名を画面に表示させる方法について「今後詳細を検討する」としている。

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