北京最高層ビルに小型機衝突か、SNSで画像拡散も当局発表なし
北京最高層ビルに小型機衝突か、SNSで画像拡散

2026年6月26日、中国・北京市の中心部に位置する高層ビル「シティックタワー(中国尊)」に小型機が衝突したとみられる画像や動画がSNS上に出回っている。しかし、中国当局からは現時点で公式な発表はなく、ブルームバーグは投稿された内容の真偽を独自に確認できていない。

現場の状況と警察の対応

現場を訪れたブルームバーグ記者によると、歩道は封鎖され、一部区域への立ち入りが警察によって制限されていた。ビルの外には多くの見物人が集まり、高層階を見上げていたが、地上からは被害の程度を確認することはできなかった。警備担当者は記者に対し、写真撮影をしないよう求めたが、その理由については説明しなかった。

シティックタワーの概要と空域規制

シティックタワーは109階建てで、国有複合企業・中信集団の本社が入居する北京最高層のビルである。北京市中心ビジネス地区(CBD)に位置し、共産党の中枢機関や最高指導部の居住地である中南海の数キロメートル東に所在する。この一帯は中国国内でも特に厳しい空域規制の対象となっており、小型ドローンを含む全ての低高度飛行機器の飛行が制限されている。全国人民代表大会(全人代)などの重要行事期間中は、首都全域で娯楽・スポーツ・広告目的のドローンや軽飛行機の飛行が禁止されるのが通例だ。

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SNS上の画像と目撃情報

SNSに投稿された画像には、ビル上層階の窓ガラスが破損し、小型機の切断された尾部が地上で上下逆さまになっている様子が写っているように見える。また、目撃証言も複数寄せられている。しかし、これらの投稿の多くはその後削除された。ブルームバーグは、投稿された画像や状況を独自に確認できていない。

当局の対応と今後の見通し

北京市公安局と北京市政府に連絡を取ろうとしたが、いずれも業務時間外のため、直ちにコメントを得ることはできなかった。中国当局は現時点で公式なコメントを出しておらず、今後の発表が待たれる。

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