プログラミング言語「PHP」に重大な脆弱性が見つかった問題で、世界各国に影響が出ている。米ホワイトハウスは16日に脆弱性を把握したとされ、政府機関や主要AI企業と連携して修正プログラムの公開を進めている。
米政府機関が対応を呼びかけ
米国家安全保障局(NSA)は21日、PHPを使うすべての組織に対処するよう勧告し、直ちに対処できない場合はシステムをオフラインにするよう促した。米連邦捜査局(FBI)もX(旧ツイッター)で、悪意のあるサイバー攻撃の恐れがあるとし、異変を見つけた場合は直ちに報告するよう求めた。
ウィキペディアも一部サービス停止
インターネット上の百科事典「ウィキペディア」を運営するウィキメディア財団(本部・米国)は21日、問題への対策が完了して安全性が確認されるまで、一部のサービスを一時停止したと発表した。対象は、ウィキペディアのページ作成システムの運営や保守作業に携わるボランティア開発者らに提供するサービス「クラウドVPS」などという。
欧州でも国家の安全保障や経済に関わる対応が各国首脳級から呼びかけられている。