ドイツ国鉄、中国製監視カメラ約2万4000台をリコールへ
ドイツ国鉄(ドイツ鉄道)は、中国製の監視カメラ約2万4000台をリコールする方針を明らかにした。同社のネットワークへの不正アクセスを防ぐための措置で、情報漏洩の懸念が背景にある。
リコールの理由と背景
ドイツ国鉄の広報担当者はAFPの取材に対し、「監視カメラの一部に、情報漏洩の懸念があることが判明した」と説明。具体的なカメラのメーカー名や機種については明らかにしていないが、中国製であることを認めた。同社は「予防的な措置」としてリコールを実施するとしている。
影響と今後の対応
リコール対象となるカメラは、駅や車両などに設置されているもの。ドイツ国鉄は、これらのカメラを順次交換する計画で、代替品の調達を進めている。同社は「セキュリティを最優先に考え、迅速に対応する」とコメントしている。
中国製監視カメラを巡る国際的な懸念
中国製の監視カメラを巡っては、米国や欧州諸国で国家安全保障上の懸念が指摘されている。中国政府がカメラを介して情報収集を行う可能性が指摘されており、一部の国では中国製監視機器の使用を制限する動きが出ている。ドイツ国鉄の今回の決定も、こうした国際的な流れを受けたものとみられる。



