稚内市で建設が進む風力発電所と直結した国内初のデータセンター(DC)について、現地で21日、工事の安全祈願が行われた。事業を担う豊田通商と子会社の風力発電大手ユーラスエナジーホールディングスの関係者ら22人が出席した。
工事の安全を願ってボルトを締める柳瀬副社長(右)と山田COO(21日、稚内市で)
DCの概要とスケジュール
DCの名称は「宗谷グリーンデータセンターI」で、受電容量は3メガ・ワット。ユーラス社のグループ会社が運営する風力発電所「樺岡ウインドファーム」の隣接地(9900平方メートル)に、サーバーやネットワーク機器などを収容するドーム型建屋や事務所、変電所を備える。4月に着工して造成が終わり、2027年秋までに主な工事が完了し、28年3月までに本格稼働する予定だ。
安全祈願の立柱式
安全祈願の立柱式では、豊田通商デジタルソリューション本部の山田強COO(最高執行責任者)とユーラス社の柳瀬満副社長が建屋のボルトを締めた。
柳瀬副社長は「皆さんのご理解を得ながら風力発電の地産地消を進めたい」と述べた。工藤広市長は「地域で再生可能エネルギーをつくり、活用して社会に貢献できる枠組みが生まれようとしているのがうれしい」と喜んだ。



