月10万円の配当金を得るための大型株投資術:プロが教える業種と企業選びのポイント
月10万円配当の大型株投資術:業種と企業選びのポイント

配当株投資において、年間120万円の配当金を目指すには、月10万円の配当を得るための戦略的な銘柄選びが不可欠だ。投資家の配当太郎氏は、著書『仕事をやめるまでに年間120万円の配当金を手に入れる最強の株式投資』(クロスメディア・パブリッシング)の中で、大型株を軸に据え、早期に「株のかたまり」を形成することの重要性を強調している。同氏によれば、新規参入が難しい業種の企業は、継続的に利益を生み出す可能性が高く、配当株投資の安定した収益源となり得るという。

大型株選びの4つの基準

配当太郎氏は、銘柄選びで迷った際には、まず大型株に注目することを推奨する。その選定基準として、以下の4つのポイントを挙げている。

  • 参入障壁が高い業種から選ぶ:新規参入が難しい業種は、競争が激化しにくく、安定した利益が見込める。代表例として、銀行・金融、商社、保険、通信キャリアが挙げられる。
  • 業界の第1位と第2位の企業を選ぶ:例えば、銀行なら三菱UFJと三井住友、商社なら三菱商事と伊藤忠商事といった、業界をリードする企業が有力候補となる。
  • 3割以上のシェアを持つ企業を選ぶ:市場シェアが30%を超える企業は、その業種内で強い収益力を有していると判断できる。
  • ストック型ビジネスの企業を選ぶ:保険や通信キャリアのように、一度契約すると継続的に収入が得られるビジネスモデルは、安定した配当の源泉となる。

分散投資と銘柄絞り込みのバランス

配当株投資においても、分散投資は有効な戦略だが、配当太郎氏は保有銘柄を10程度に絞り込むことを提案している。これにより、管理の負担を軽減しつつ、リスクを分散できるという。また、異なる業種を組み入れることで、特定のセクターの不調が全体の配当収入に与える影響を緩和できる。例えば、銀行、商社、保険、通信といった業種をバランスよく組み合わせることで、安定的な配当収入を目指す。

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迷ったら大型株に戻る

配当太郎氏は、「銘柄選びで迷ったら、大型株に目を向ける」という意識を常に持つことが、配当株投資の迷走を防ぐ鍵だと指摘する。大型株は一般的に流動性が高く、情報も豊富なため、初心者でも取り組みやすい。特に、上記の4つの基準に当てはまる企業は、長期的な配当成長が期待できる。同氏は、早い段階でこうした大型株を中心としたポートフォリオを構築し、コツコツと株数を増やすことで、月10万円の配当金達成が現実的になると述べている。

本稿で紹介した戦略は、配当太郎氏の著書からの抜粋であり、実際の投資判断にあたっては、個々の企業の財務状況や市場環境を十分に検討する必要がある。

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