グンゼは8月20日、インナーの蓄積臭・買い替えに関する意識調査の結果を発表した。調査は2026年7月31日~8月1日、200名を対象にインターネットで行われた。
嫌なニオイが取れないインナー、64%が買い替えず着用
洗濯しても嫌なニオイが取れないインナーについて、「洗濯方法を工夫して着続ける」「人に会わない時に着る」「消臭スプレーなどでごまかしながら着続ける」と、買い替えずに着続ける人が64%となった。
買い替えず着続ける人が多いにも関わらず、蓄積臭のケアとして有効な酸素系漂白剤を使ったお湯でのつけ置き洗いを「定期的に行っている」人はわずか8%にとどまり、「知らなかった」54%を含め、実践できていない人が大多数を占めている。
インナー買い換えの目安は「破れ、穴あき、ほつれ」と回答した人が最も多く、目に見える物理的なダメージが現れるまで着続ける方が多い傾向にあるようだ。
夏の終わりにニオイ悩みが増加する理由
調査結果を踏まえ、同社はニオイが発生するメカニズムと正しい洗濯方法、買い替えのサインについて解説している。
夏の間に大量にかいた汗や皮脂は、通常の洗濯だけでは繊維の奥から完全に取り除くことが難しく、蓄積しやすくなる。繊維内に残留した皮脂汚れは時間の経過とともに酸化し、水分を栄養にして雑菌が繁殖しやすい状態に。その結果、洗った直後や乾いている時は臭わなくても、着用して体温で温まったり汗をかいたりして湿気を帯びると、再び嫌なニオイを放つ「蓄積臭(戻り臭)」が発生してしまう。
インナーの蓄積臭をリセットする、正しい洗濯術
蓄積臭をリセットする方法として、酸素系漂白剤を使った「つけ置き洗い」がある。40~50℃程度のお湯に酸素系漂白剤を溶かし、20~30分程度インナーをつけ置きしてから通常通りに洗濯することで、繊維の奥に固着した汚れや酸化した皮脂を分解し、ニオイをリセットしやすくする。
また、洗濯が終わったらすぐに干し、扇風機やサーキュレーターなどで風を当てて素早く乾かすなど、湿った状態を減らすことも蓄積臭を防ぐうえで重要となる。
インナーが寿命を迎えているサイン
上記の洗濯方法を試しても改善しない場合や、ニオイが取れない、生地が薄くなっている、硬くゴワゴワしているといった変化が見られるインナーは、機能が低下しており、寿命のサイン。
ニオイが取れない場合は、繊維の奥に汚れが蓄積し、雑菌の温床になっている状態。生地が薄くなっている場合は、着用と洗濯を繰り返すことで繊維が痩せ、汗を吸い込む力が弱まりやすい状態。また、硬くゴワゴワしている場合は、摩擦や洗濯で繊維がささくれ、新品時より肌あたりが低下している状態だという。



