【ニューヨーク=〇〇】国連総会は4日、人工知能(AI)を活用した自律型兵器の開発や使用を規制する初の決議を採択した。日本を含む約120カ国が共同提案国となり、国際社会としてAI兵器の危険性を認識し、法的拘束力のある規制を目指す初めての一歩となる。
決議は、AI兵器が人間の関与なしに標的を特定し攻撃する能力を持つことに深刻な懸念を示し、国際人道法の枠組みの中で規制する必要性を強調。2026年までに、具体的な規制内容を話し合う政府専門家会合の開催を目指すとしている。
日本も共同提案国に
日本政府は、AI兵器の開発競争が加速する中で、国際的なルール作りの主導権を握りたい考え。共同提案国として、決議の採択に貢献した。
一方で、AI兵器の開発を進める米国やロシアなどは、規制に慎重な姿勢を示しており、今後の交渉では各国の思惑が交錯することが予想される。
今回の決議は、AI兵器を巡る国際的な議論を前進させる重要な一歩となるが、法的拘束力はなく、具体的な規制の実効性が問われることになる。



