26日に行われた大統領選討論会で、共和党候補のトランプ前大統領は、人工知能(AI)を活用した兵器の国際規制を訴えた。中国やロシアといった国々との競争を念頭に、「米国が主導してルールを作るべきだ」と主張し、現政権の対応を批判した。
AI兵器の規制を巡る主張
トランプ氏は討論会で、AI兵器がもたらすリスクに言及し、「国際的な枠組みが必要だ」と強調。その上で、「我々がリードしなければ、他国に主導権を握られる」と述べ、米国主導の規制構築の重要性を訴えた。
一方、現職のバイデン大統領は、AI技術の軍事利用に関する慎重な姿勢を示しつつも、具体的な規制案には踏み込まなかった。トランプ氏はこれに対し、「言葉だけで行動が伴っていない」と批判を展開した。
国際的な議論の行方
AI兵器を巡っては、国際社会で規制を求める声が高まっている。しかし、主要国間で立場の隔たりは大きく、具体的な合意には至っていない。今回の討論会での発言は、今後の米国の政策に影響を与える可能性がある。
専門家の間では、AI兵器の開発競争が加速する中で、国際的なルール作りの緊急性が指摘されている。次回の討論会でも、このテーマが再び取り上げられるかが注目される。



