茨城県は28日、AI(人工知能)でロボットや工場設備を自律的に動かす「フィジカルAI」の研究開発を促進するため、大手企業と地元企業を結ぶ「産業創出コンソーシアム」の設立記念イベントを水戸市内で開いた。コンソーシアムは今月3日に設立され、新たな産業創出を目指す。
フィジカルAIの将来像と市場規模
この日、日立製作所AIプラットフォームサービス開発部主任技師の湊秀樹氏が講演。フィジカルAIは「状況や需要に合わせて自律的に稼働する点がメリットだ」と説明し、2030年までに「輸送での完全無人運転や完全自律型工場が実現するかもしれない」と将来像を語った。
フィジカルAIの世界市場は2040年に60兆円規模へ拡大すると見込まれており、国内各地で研究開発が進む中、県内でも取り組みが加速している。大井川和彦知事は講演後、コメントしたとみられるが、有料部分のため詳細は不明。
(古庄暢)



