政府は、人工知能(AI)を活用した防災情報システムを来年度から導入する方針を固めた。関係省庁が連携し、災害時の情報収集や分析を効率化し、迅速な避難指示などにつなげる狙いだ。
AIで情報収集・分析を効率化
新システムでは、AIがSNSの投稿や気象データ、河川の水位情報などを自動で収集・分析し、災害の発生状況や危険度をリアルタイムで把握する。これにより、これまで人手で行っていた情報整理の負担を軽減し、より迅速な意思決定を支援する。
関係省庁が連携し運用
政府は、内閣府や消防庁、気象庁など関係省庁で構成する連絡会議を設置し、システムの運用や情報共有の方法を検討する。また、自治体への普及も進め、地域防災力の向上につなげたい考えだ。
政府は、来年度中の運用開始を目指し、関連予算を確保する方針。今後、具体的なシステムの仕様や運用方法を詰めるとともに、実証実験などを通じて有効性を検証していく。



