『ドラゴンクエスト』は、1990年発売の『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』でいち早くAI戦闘システムを採用するなど、AIと長い関わりを持つ。今回のコラボは、その世界を最先端の生成AI「Gemini」を通して体験できる特別な企画だ。渋谷・原宿エリアにある4カ所の会場で無料で参加でき、初日から多くの人が訪れている。
参加方法と体験の流れ
参加には、GeminiアプリのダウンロードとGoogleアカウントの登録が必要。会場のひとつSHIBUYA109の前には、ドラゴンクエストを代表するまもの「スライム」が出現している。用意されたQRコードを読み込むとキャンペーン専用サイトにアクセスでき、画面に竜王が現れてまものを街に解き放ったという演出から体験が始まる。表示されたリストからじゅもんを選べば、準備は完了だ。
使えるじゅもんはその時々によって異なり、何が出るかはやってみてのお楽しみ。実際に選ぶとGeminiが起動し、画面の「+」からカメラを選択。スマートフォンを村人姿のスタッフに託してポーズを決め、写真を撮ってもらう。その写真をGeminiに送信すると、じゅもんを使ってまものにダメージを与えている自分の姿が生成される仕組みだ。
筆者がマダンテを選んだところ、決めたポーズに関係なく、まさに究極呪文という印象の画像が生成された。他のじゅもんではポーズを生かした画像になることもあり、まものの表情もじゅもんに合わせて変化する。実際のポーズ通りの構図になる場合もあれば、まったく異なるポーズの画像になる場合もあり、世界に1枚だけの画像が楽しめる。
利用規約によると、画像生成のためにアップロードした写真や生成された画像は、企画終了時に削除され、AIの学習にも使用されない。画像を残しておきたい場合は、忘れずに保存する必要がある。体験後は、会場ごとにデザインの異なる「ちいさなメダル」が1つもらえる。
4会場のまものと開催期間
スライムが鎮座するSHIBUYA109のほか、MAGNET by SHIBUYA109(東京都渋谷区神南1-23-10)には「ばくだんいわ」、竹下口パーク(東京都渋谷区神宮前1-8-6)には「キラーマシン」と「キングスライム」の2体、東急プラザ原宿「ハラカド」(東京都渋谷区神宮前6-31-21)には「スライムタワー」がそれぞれ出現している。
体験方法は同じだが、ハラカドのみキャンペーン特設サイトからの事前予約が必要。ほかの会場は予約不要だが、現地で整理券が配布され、時間帯によっては並ぶこともある。SHIBUYA109は8月5日(水)まで、ほか3会場は8月9日(日)まで体験でき、まものの出現時間は各日11:00~19:00。誰でも無料で参加可能だ。さらに8月6日(木)~8月9日(日)の期間限定で「シークレットスポット」も1カ所出現する予定で、詳細はキャンペーン特設サイトを参照。
各会場で受け取れる「ちいさなメダル」は数に限りがあるため、欲しい人は早めに足を運ぶのがおすすめ。炎天下に長時間並ぶこともあるので、訪れる際は帽子や飲み物を用意しておきたい。
自宅でもGeminiでドラクエ体験
現地に足を運べない場合でも、Geminiアプリのメニューにある「画像」から、ジェミニクエストと連動した特別なテンプレートが利用できる。自分の写真を使って、ドラゴンクエストの世界に入り込んだような画像が生成可能だ。筆者も実際に試してみて、かなり楽しいと紹介している。「#ジェミニクエスト」のハッシュタグを付けてSNSに投稿すれば、クエスト達成になる。この夏限定のRPG×生成AI体験だ。



