ゲームやYouTubeに長時間夢中になる子どもに、どう接すればよいのか。AIコンサルタントの森本真理子氏は、「ゲームばっかりやって」と否定的に接すると、子どもは親と話さなくなると指摘する。その代わりに、AIを活用して子どもの「好き」を深掘りすることで、隠れた才能や向いている職業を見つける方法を提案している。
親は子どもの「好き」を知らない
森本氏は、母親たちから「子どもと会話が弾まない」「毎日、『起きて!早くご飯食べて!』といった指示命令ばかりになっている」という悩みをよく聞くという。子どもと日常的にじっくり会話することは、実は難しいと感じる親は多い。
子どもと会話を楽しむ習慣がないまま思春期を迎えると、会話のない関係のまま大人になることもある。そうなる前に、子どもの「好き」を知ることが大切だと森本氏は言う。好きなことなら子どもはいくらでも話してくれるからだ。
「ゲームばっかりやって」と言う代わりに
例えば、子どもがゲーム好きだと分かっていても、そのゲームの何が好きなのか、なぜ他のゲームではなくそのゲームが好きなのかは分からない。その結果、「ゲームばっかりやってる」と思ってしまう。しかし、子どもはそれぞれ「好き」の理由や中身が異なる。発達心理学では、同じものに熱中していても、興味の持ち方は一人ひとり違うとされている。
「好き」の理由を知ることで、子どもを深く理解し、寄り添った考え方ができるようになる。そして、楽しい会話も増える。「またゲームばっかりして」ではなく、「そんなにゲームに集中するなんてすごいね。そのゲームの何がそんなにおもしろいの?知りたいな」と声をかけることで、子どもは話し始めるという。
AIで子どもの「好き」を深掘り
森本氏は、AIに相談することで、子どもの「好き」を深掘りする方法を提案している。AIに子どもの興味や行動を伝えると、隠れた才能や向いている職業を教えてくれるという。また、子どもに聞くべき質問をAIに提案してもらうことも有効だ。
本稿は、森本真理子氏の著書『親子ではじめるAI学習法』(KADOKAWA)の一部を再編集したもの。実験感覚でAIを活用し、親子の会話を楽しむことを勧めている。



