AIなりすまし面接が現実に!求められる「構造化面接」と採用リテラシー
AIなりすまし面接が現実に!求められる構造化面接とは

オンライン面接に現れた応募者。流暢に経歴を話しているが、よく見ると声と口の動きが合わない。会話もどこか不自然だ――。9月10日、都内企業の中途採用におけるオンライン面接に「AIとみられる応募者」が現れたとするXの投稿が話題となった。

「AIなりすまし面接」の実態

面接官がAIの使用を疑うと、男性は「AIは使っていません。「ご自身」が直接お話ししています」と回答した。自身を「ご自身」と表現したこと、声と口の動きのずれ、視線、応答先企業の社名を正しく読めないことなどから、投稿者はAIによるなりすましを疑ったという。

「AI応答者」は、もはや未来の話ではない。この事実に驚いた方も少なくないのではないだろうか。

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AIを利用した面接の手口と予測

AIを使って面接に臨む手法には、さまざまなパターンがある。生成AIにリアルタイムで回答を考えさせて応答する、AIで声を変える、画面上の顔を置き換えて別人が面接に対応するといったケースもある。

応募者から見れば、AIを使うことで本来の自分では通らない選考を突破できる可能性がある。専門知識や語学力を補い、経歴や能力を実際以上によく見せることもできるかもしれない。

今や採用選考において、AIを利用すること自体は珍しくない。Gartnerの2024年の調査によると、求職者の39%が応募プロセスにおいてAIを利用していることが分かっている。同社の2025年の調査では、6%が他人になりすまして面接を受ける、あるいは他人に自分のふりをさせるといった面接不正への関与を確認している。さらにGartnerは、2028年までに世界の応募者プロフィールの4分の1が偽物になるとまで予測しているのだ。

AI応募者を見破るポイントは2つ

AIによるなりすまし面接が増える中、企業側には「構造化面接」と採用リテラシーの向上が求められている。面接官は、AIの使用を疑う兆候として、声と口の動きの不一致や視線のずれ、不自然な応答などに注意を払う必要がある。

採用プロセスにおけるAI活用が進む一方で、そのリスクへの対策が急務となっている。

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