東京ガス、離島の通信基地局にカルコパイライト太陽電池設置へ技術協力
東京ガス、離島の通信基地局にカルコパイライト太陽電池設置へ技術協力

東京ガスは2026年7月23日、ソフトバンクが進める東京都の離島の通信基地局におけるカルコパイライト太陽電池の設置実証事業に対し、同社独自の「ヒナタオ軽量接着工法」による技術協力を行うと発表した。

実証事業の概要

本事業は東京都・東京ガス環境公社の「令和8年度 次世代再生可能エネルギー技術社会実装促進事業」に採択されたもので、強風や塩害などの過酷環境下にある島しょ部の急斜面などに、軽量かつ堅牢なカルコパイライト太陽電池を設置し、発電性能や耐候性を検証する。また、高所・壁面など急斜面以外のエリアにおける設置可能性も検証する。

「ヒナタオ軽量接着工法」の特長

東京ガスはこの実証に対し、ヒナタオ軽量接着工法という独自の施工方法で技術協力を行う。同工法は専用接着剤を用いることで、一般的な架台やボルトをほとんど使用しないのが特長。施工システム全体が軽量となるため、従来工法では屋根の形状や耐荷重の制限によって太陽電池パネルの設置が困難だったエリアにも取り付けが可能となるメリットを持つ。東京ガスではこの工法について、2026年7月からライセンス認定制度を導入し、施工パートナーの拡充も進めている。

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今後の展開

東京ガスは本実証事業への協力を通じて、離島への資機材搬入や急斜面への設置といった施工上の課題を確認するとともに、強風や塩害などの厳しい自然環境下での耐候性を検証する方針。こうした検証を通じ、今後、同社の太陽電池PPAサービス「ヒナタオソーラー」を、山間部や離島など資機材運搬や施工上の課題のある多様な環境へも提供していくことを目指すとしている。

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