楽天モバイル、5Gエリア拡大で人口カバー率98%達成へ
楽天モバイル5G人口カバー率98%へ

楽天モバイルは2026年6月23日、5Gサービスの人口カバー率が98%に達する見通しを明らかにした。同社は2025年度までに全国約5万局の5G基地局を整備する計画で、これにより都市部だけでなく地方部でも高速通信が利用可能となる。

基地局整備の加速

楽天モバイルは、独自の仮想化技術を活用したオープンRAN(無線アクセスネットワーク)方式を採用。従来の通信機器ベンダーに依存しない柔軟なネットワーク構築が可能で、コスト削減と迅速なエリア展開を実現している。同社の三木谷浩史会長兼社長は「5Gの人口カバー率98%は、我々の技術力と戦略の成果だ」と述べた。

具体的には、2024年度末までに約3万局、2025年度末までに約5万局の5G基地局を設置する予定。これにより、2026年6月時点で人口カバー率98%を達成する見込み。また、4Gサービスも同時に拡大しており、2025年度末までに人口カバー率99%を目指す。

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競合他社との比較

国内の主要携帯キャリアであるNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは、すでに5G人口カバー率90%以上を達成している。楽天モバイルの98%達成は、後発ながらも急速に追い上げていることを示す。特に、地方部でのサービス提供が進めば、過疎地域のデジタルデバイド解消にも寄与すると期待される。

ただし、人口カバー率はあくまで人口ベースの指標であり、実際の地理的カバー率とは異なる。楽天モバイルは、今後も基地局の密度を高め、より広範囲での安定した通信品質を目指す方針だ。

今後の展望

楽天モバイルは、5Gサービスに加えて、2026年以降の6G時代を見据えた研究開発も進めている。同社のネットワーク仮想化技術は、次世代通信規格への移行を容易にするとみられる。また、法人向けの5Gソリューションも強化しており、製造業や物流業などでの活用が期待されている。

三木谷会長は「5Gは単なる高速通信ではなく、社会のインフラとして様々な産業を変革する」と強調。人口カバー率98%達成は、その第一歩に過ぎないとしている。

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