KDDIとNECは、5G基地局の消費電力をAIで最適化する実証実験を開始した。実証実験では、AIがトラフィック状況を予測し、基地局の送信電力を動的に制御することで、消費電力を最大30%削減できることを確認した。
実証実験の概要
実証実験は、KDDIの商用ネットワーク環境で実施された。AIは、過去のトラフィックデータを学習し、時間帯や場所ごとの通信需要を予測。需要が低い時間帯には送信電力を自動的に下げることで、消費電力を抑える。
今回の実証実験では、AIによる制御を行わない場合と比較して、最大30%の消費電力削減効果が確認された。KDDIとNECは、この技術を実用化し、5Gネットワークの運用コスト削減と環境負荷低減に貢献したいとしている。
今後の展開
両社は、実証実験の結果を踏まえ、2027年度までの実用化を目指す。また、AIの精度向上や、他のネットワーク機器への応用も検討していく。



