仙台育英の2年生右腕・古川諒弥が、夏の甲子園大会2回戦で花咲徳栄を1-0で破り、高校初の完封勝利を挙げた。時折強い雨が降る中での投手戦を制し、古川は高揚感に浸っていた。
プロ注目右腕との投手戦
プロ注目右腕の花咲徳栄・黒川とのがっぷり四つの投手戦。「見ていてすごい投手。投げ合えてうれしい気持ちだった」と古川。向かっていく気持ちを力に変えると、直球はコーナーに決まり、スライダーは低めに集まった。
5安打完封に、須江監督は「想像以上の投球。甲子園の空気、黒川君のピッチングがそれを引き出してくれた」と振り返った。
修正を経ての完封
古川は1回戦の札幌日大戦でも先発したが、制球に安定感を欠き、六回途中1失点で降板。中6日の間、ブルペンでフォームの修正に努めた。立ち上がりから力強いボールで四回まで無安打投球を見せた。
1-0の九回に無死二塁とされ、一打同点のピンチを迎えたが、最後の打者を空振り三振に切って取ると、派手なガッツポーズ。高校に入って初めての完封に「求められることに集中できた」と語った。
自己採点は90点
実家で飼っているネコの画像で癒されている17歳は、あどけない笑顔で喜びを語った。この日の自己採点は90点で、まだ満点ではない。簡単にカウントを取りにいって打たれた安打があるという。「次もチームを勝たせる投球をしたい」と、甲子園での経験を糧に成長を続ける。



