関西六大学野球の秋季リーグ戦が5日に開幕し、部員の不祥事で活動停止していた龍谷大は、大院大に2―5で敗れた。
暴力や盗難、不適切動画で活動停止
龍谷大では、部員間での複数の暴力行為や部内での盗難被害、部員の屋外での排泄行為を扱った不適切動画の撮影が発覚し、7月末から1カ月間活動を停止していた。さらに大学側は、不祥事の温床になったとして、野球部の寮「龍谷寮」(大津市)の将来的な廃止も公表している。
秋季リーグ戦では、卒業生で元プロ野球選手の本郷宏樹監督(49)が活動を自粛し、山下裕介副部長(34)が監督代行としてベンチに入る。
守りのミスが失点につながる
5日の試合では、春季リーグ戦の首位打者でもある1番市橋昂士(4年、愛工大名電)が一回に二塁打で出塁し、4番の適時打で1点を先行した。しかし相手に2本の本塁打を浴び、2―2の同点で八回を迎えた。ここで守りのミスが失点につながり、一挙3点を失って黒星スタートとなった。
山下監督代行は試合後、「一人ひとりが自覚し、選手たちも前向きに頑張ってくれている。しっかり内省するところは内省して取り組んでいけたら」と語った。一方、報道陣に対しては、部員には「試合内容のことだけを質問してほしい」と再三要請する場面もあった。
主将「周りから応援されるチーム目指す」
主将の上野楓真(4年、京都国際)は、「リーグ戦に出させてもらっている。周りから応援されるチームっていうのを常日頃から目指している。自分たちの行動はしっかり見られていると思うので、もう一回意識し直してやっていく」と話した。
大学側は、9月中旬を目途に野球部としての再発防止策をつくるとしている。



