村上宗隆、MLBで本塁打量産の背景…WBCでの大谷の打撃練習が転機に
村上宗隆、MLBで本塁打量産の背景…WBCでの大谷の打撃練習が転機に

MLBシカゴ・ホワイトソックスの村上宗隆選手が、現地時間8月8日(日本時間9日)に本拠地で行われたガーディアンズ戦で今季26号本塁打を放った。右太もも裏の肉離れで約40日間戦線を離脱したものの、2018年に大谷翔平選手(当時エンゼルス)が記録した日本選手の新人本塁打記録である22本塁打をすでに更新し、30本塁打以上も射程に捉えている。

村上の活躍は「予想できなかった」

ホワイトソックスは昨年まで最弱球団だった。2024年にはシーズン41勝121敗と、1901年に始まった近代MLB史上ワーストの敗戦数を記録したが、今年は一転、アメリカン・リーグ中地区で首位争いを演じている。このV字回復には若手投手の台頭も寄与しているが、なんといっても村上選手の打棒が大きかった。村上選手はケガでの欠場があったにもかかわらず、オールスターゲームに追加招集され、並み居るスラッガーに混じってホームランダービーにも出場した。

スポーツライターの広尾晃氏は、村上選手の活躍を「予想できなかった」と率直に認める。その上で、村上選手が「メジャーでは無理」という定説を覆した背景には、先を見通した努力があったと指摘する。

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WBCでの強烈な体験

広尾氏によると、村上選手の転機は第5回WBCだった。大会中、大谷翔平選手の打撃練習を目の当たりにし、そのバットスピードと打球の質に強い衝撃を受けたという。その体験が、村上選手にバットスピード向上の重要性を認識させ、後のトレーニングに大きな影響を与えたとされる。

また、広尾氏は「日本人打者は今後、目の色を変えてバットスピードを伸ばそうとするのではないだろうか」と述べ、村上選手の成功が日本人打者全体に波及する可能性を示唆している。

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